Research

研究活動

研究概要

次世代のエネルギー関連技術への貢献をめざして、有機材料化学的な視点でさまざまな「分子」を設計・合成し、卓越した性能や新しい機能を示す「エネルギー変換材料」の開発に取り組んでいます。

トピック1

刺激に応答する「結晶材料」の開発に取り組んでいます。光に応答して屈曲する結晶は、光エネルギーを機械エネルギーに変換できる材料として注目されています(図)。

関連する論文

  1. Chem. Commun. 2016, 52, 4349 (DOI: 10.1039/c6cc00059b)
  2. Dalton. Trans. 2020, 49, 1721 (DOI: 10.1039/c9dt04760c)

トピック2

刺激に応答する「発光材料」の開発に取り組んでいます。高効率な(エネルギーロスの少ない)発光材料の開発中に、発光色がスイッチできる材料を発見しました(図)。

関連する論文

  1. Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 8722 (DOI: 10.1002/anie.201303137)
  2. Dalton. Trans. 2016, 45, 11620 (DOI: 10.1039/c6dt01303a)

トピック3

次世代エネルギーとして注目されている水素をうまく活用した「触媒」の開発に取り組んでいます。C–F結合をC–H結合に効率的に変換できる触媒の開発に成功しています(図)。

関連する論文

  1. Organometallics 2014, 33, 4352 (DOI: 10.1021/om500647h)
  2. Chem. Eur. J. 2021, 27, 17326 (DOI: 10.1002/chem.202102735)