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2022/4/1
近畿大学理工学部エネルギー物質学科光電子機能化学研究室のホームページを開設しました。

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光電子機能化学研究室について

光電子機能化学研究室では、金属錯体や有機半導体など様々な機能性材料の合成と、それらを用いたエネルギー変換デバイスや蓄電デバイスなどの光電子デバイスへの応用に関する研究を行っています。金属錯体とは、金属イオンと有機配位子からなる無機・有機複合材料であり、金属イオンの配位構造や電子状態、有機配位子のHOMO、LUMOのエネルギー準位や軌道の広がりなどを考慮し、それらを適切に組み合わせることで、有機・無機複合材料特有の物性を示す新たな機能性材料を生み出すことができます。本研究室では特に、配位高分子というポリマー構造を有する金属錯体集積体を合成し、単結晶X線構造解析により結晶構造を明らかにした上で、電気伝導性や誘電性、発光特性などの固体物性を評価しています。また、それら配位高分子の薄膜化や電子デバイスへの応用を通じて、新たな機能を引き出すことを目指しています。同時に、本研究室や共同研究者が合成した様々な有機半導体や金属錯体を用いて、有機薄膜太陽電池や有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子、有機電界効果トランジスタ(FET)などの電子デバイスを実際に製造し、評価することで、それぞれの電子デバイスの高効率化に向けた研究を行っています。